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コ ン ク リ ー ト 用 語 Concrete terminology   JIS A 0203
コンクリート及び材料の性質
番号 用語 定義 対応英語(参考)
3210 ブリーディング フレッシュコンクリート及びフレッシュモルタルにおいて,固体材料の沈降又は分離によって,練混ぜ水の一部が遊離して上昇する現象(JIS A 1123参照)。 bleeding
3211 材料分離 運搬中,打込み中又は打込み後において,フレッシュコンクリートの構成材料の分布が不均一になる現象。 segregaition
3212 ポンプ圧送性 コンクリートポンプによって,フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルを圧送する時の圧送の難易性。 pumpability
3213 フィニッシャビリティー コンクリートの打上がり面を要求された平滑さに仕上げようとする場合,その作業性の難易を示すフレッシュコンクリートの性質。 finishability
3214 単位容積質量(コンクリートの) フレッシュコンクリートの単位容積当たりの質量(JIS A 1116参照)。 density (concrete)
3215 空気量 コンクリート中のセメントペースト又はモルタル部分に含まれる空気泡の容積の,コンクリート全容積に対する百分率(JIS A1116参照)。 air content
3216 エントラップトエア 混和剤を用いないコンクリートに,その練り混ぜ中に自然に取り込まれる空気泡。 entrapped air
3217 エントレインドエア AE剤又は空気連行作用がある混和剤を用いてコンクリート中に連行させた独立した微細な空気泡。 entrained air
3301 供試体 各種試験を行うために所定の形状・寸法になるよう作製したコンクリート,モルタルなどの試験用の成形品(JIS A 1132及びJIS R 5201参照)。 test piece,specimen
3302 キャッピング 供試体に均等な荷重がかかるよう,セメントペーストなど適切な材料を用いて載荷面を平滑に仕上げること(JIS A 1132参照)。 capping
3303 圧縮強度 供試体が耐えられる最大圧縮荷重を,圧縮力に垂直な供試体の断面積で除した値(JIS A 1108,JIS A 1114及びJIS A 1136参照)。 compressive strength
3304 引張強度 供試体が耐えられる最大引張荷重を,引張力に垂直な供試体の断面積で除した値。ただし,コンクリートの場合は,一般に割裂引張強度の値を用いる。 tensile strength
3305 割裂引張強度 円柱供試体を横にして直径方向に線載荷し,コンクリートが割裂破壊した時の荷重から,弾性理論によって計算された引張応力度の値(JIS A 1113参照)。 splitting tensile strength
3306 曲げ強度 供試体が耐えられる最大曲げモーメントを,供試体の断面係数で除した値(JIS A 1106参照)。 flexual strength,mondulus of rupture
3307 せん断強度 せん断面に沿った最大荷重を,せん断面の断面積で除した値。 shear strength
3308 支圧強度 部分的に圧縮荷重を受けたとき耐えられる最大圧縮荷重を荷重作用面積で除した値。 bearing capacity
3309 付着強度 コンクリートに埋め込んだ鉄筋,PC鋼材などの引抜き力又は押抜き力の最大値を,二つの材料が接触する付着面積で除した値。 bond strength
3310 ヤング係数 一軸静的載荷によって得られた応力〜ひずみ曲線において,原点と任意の点とを結ぶ直線のこう(勾)配で表される値。 Young's modulus
3311 ポアソン比 コンクリートに軸方向力を加えたときの縦ひずみに対する,軸方向と直角方向の横ひずみの割合。 Poissen's ratio
3312 動弾性係数 振動特性試験における,供試体の形状,大きさ,質量及び縦振動又はたわみ振動の一次共鳴振動数などから求められる弾性係数(JIS A 1127参照)。 dynamic modulus ofelasticity
3313 非破壊試験 破壊することなくコンクリートの諸性質を調べる試験。 non-destructive test
3314 クリープ 応力を作用させた状態において,弾性ひずみ及び乾燥収縮ひずみを除いたひずみが時間とともに増大していく現象。 creep
3315 リラクセーション 材料に力を加えてある一定のひずみを保った場合に,時間とともにその応力が低下していく現象。 relaxation
3316 乾燥収縮 硬化したコンクリート又はモルタルが乾燥によって収縮する現象。 drying shrinkage
3317 自己収縮 セメントの水和反応の進行によって,コンクリート,モルタル及びペーストの体積が減少し,収縮する現象。 autogenenous shrinkage
3318 温度応力(コンクリートの) コンクリート部材内部の温度分布が不均一な場合及び温度の上昇・降下に伴って生じる体積変化が外的に拘束された場合に,コンクリートに発生する応力。 thermal stress (concrete)
3401 耐久性 気象作用,化学的侵食作用,機械的摩耗作用,その他の劣化作用に対して長期間耐えられるコンクリートの性能。 durability
3402 中性化 硬化したコンクリートが空気中の炭酸ガスの作用を受けて次第にアルカリ性を失っていく現象。炭酸化とも呼ばれることもある。 carabonation
3403 凍害 凍結又は凍結融解の作用によって,表面劣化,強度低下,ひび割れ,ポップアウトなどの劣化を生じる現象。 frost damage
3404 初期凍害 凝結硬化の初期に受けるコンクリートの凍害。 frost damage at early age
3405 腐食(鋼材の) 内部又は外部からの腐食因子によって,鋼材がさび(錆)る現象JIS A 6205の附属書1及び附属書2参照)。 corrosion (steel)
3406 塩害 コンクリート中の塩化物イオンによって鋼材が腐食し,コンクリートにひび割れ,はく離,はく落などの損傷を生じさせる現象。 damage by salt attacck,damage by chloride attack
3407 アルカリ骨材反応 アルカリとの反応性をもつ骨材が,セメント,その他のアルカリ分と長期にわたって反応し,コンクリートに膨張ひび割れ,ポップアウトを生じさせる現象。 alkari-aggregate reaction
3408 水密性 コンクリート内部への水の進入又は透過に対する抵抗性。 water-tightness
3409 透水性 コンクリートの内部を圧力差によって水が移動する場合の移動のしやすさ。 permeability
3500 配合,調合 コンクリートをつくる時の各材料の使用割合又は使用量。 mix proportion
3501 設計基準強度 構造計算において基準とするコンクリートの強度。 design strength
3502 配合強度,調合強度 コンクリートの配合(調合)を決める場合に目標とする強度。 strength for proportioning
3503 呼び強度 JIS A 5308に規定するコンクリートの強度の区分。 nominal strength
3504 示方配合,計画調合 所定の品質のコンクリートが得られるような配合(調合)で,仕様書又は責任技術者によって指示されたもの。コンクリートのしやすさ。練上がり1烽フ材料使用量で表す。 specifined mix proportion
3505 現場配合,現場調合 示方配合(計画調合)のコンクリートが得られるように,現場における材料の状態及び計量方法に応じて定めた配合。 mix proportion at job site,mix proportion in field
3506 単位量 コンクリート1烽つくるときに用いる各材料の使用量。単位セメント量,単位水量,単位粗骨材量,単位細骨材量,単位混和材量及び単位混和剤量がある。 quantity of material perunit volume of concrete
3511 水セメント比 フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに含まれるセメントペースト中の水とセメントとの質量比。質量百分率で表されることが多い。 water-cement ratio
3512 セメント水比 フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに含まれるセメントペースト中のセメントと水との質量比。 cement-water ratio
3513 水結合材比 フレッシュコンクリート又はフレッシュモルタルに含まれるセメントペースト中の水と結合材との質量比。質量百分率で表されることが多い。 water-binder ratio,water-cementitious -material ratio
3514 細骨材率 コンクリート中の全骨材量に対する細骨材量の絶対容積比を百分率で表した値。 sand-total aggregate ratio
3515 単位粗骨材かさ容積 コンクリート1烽つくる時に用いる粗骨材のかさの容積。単位粗骨材量をその粗骨材の単位容積質量で除した値。 bulk volume of coarseaggregate per unitvolume of concrete
3521 レイタンス コンクリートの打込み後,ブリーディングに伴い,内部の微細な粒子が浮上し,コンクリート表面に形成するぜい弱な物質の層。 laitance
3522 エフロレッセンス 硬化したコンクリートの内部からひび割れなどを通じて表面に析出した白色の物質。 efflorescence
3531 洗い分析(コンクリートの) フレッシュコンクリートをふるいを通して水洗いすることによって,各材料比を求める操作(JIS A 1112参照)。 washing analysis (freshconcrete)
3541 プレクーリング コンクリートの練上がり温度を低くするため,コンクリートの構成材料をあらかじめ冷やす操作,又は練混ぜ中若しくは打込み前にコンクリートを冷やす操作。 precooling
3542 プレウェッティング 軽量骨材など使用する際に,骨材をあらかじめ散水又は浸水させて吸水させる操作。 presoaking
,prewetting
,presaturaiting